IT業界への道
IT企業様の採用動向
先日、新潟ハローワークにてIT合同就職説明会にお伺いし、IT企業様の採用動向に関して情報交換をしてきました。ズバリ、「職業訓練4か月受講者でIT業界が未経験者の中途採用」はどうなのかということです。(弊社では、昨年の11月から「Androidプログラマ科」を運営し、今年3月に修了となりこれから就職活動が始まります。)
率直な感じとしては、当たり前ですが「会社によってバックボーン(状況)が違うので判断基準は異なる」ということです。
・システム開発など請負で行っている会社は、やはり技術力のある中途採用を求めているところが多いようです。
・特定労働派遣型でも場合によってはIT経験がなくても可能なところもあるようです。
・企業によっては、風土的に前向きに検討するところもあります。
・共通しているのは、若ければ若いほどIT業界への転職の可能性はありだと感じました。
他業種と比較して、採用してからすぐに売上に貢献できるような職種ではないため、より技術力のある中途採用に偏りがちなのは理解できます。(販売業などは採用後にすぐに店頭に出れます。)
しかしながら、アベノミックスも影響してIT業界も人材不足という声がちらほら聞こえるようになりました。他業界からの人口流入も考えないと、IT業界の発展はありません。その意味でも、今後はIT経験のない他業界からの中途採用に、弊社も貢献できればと考えています。
ITエンジニアの宿命
ITエンジニアにとって検定や試験とは?
昨年の11月から開講していたAndroidプログラマ科も今年の3月で修了となります。皆さん、取りあえず必須のJava検定、全員合格でおめでとうございます!
IT業界には、他業種に比べても検定や試験がたくさんあります。でも、それに合格しなければこの業界で働けないという免許制度はありません。それでは、ITエンジニアにとって検定試験の意味は何でしょうか?
他業界の職種とITエンジニアの1番の違いは、常に技術が革新(変化)するということです。
経理で必須の簿記などは数百年その仕組みは変わりません。(簿記は人類史上でも5本の指に入る大発明ですが)
ITエンジニアにとっては、常に先んじて技術を学ぶことが必要であり、検定や試験は技術を習得するための第一歩という意味もあると思います。
常に学ぶ姿勢を身につけることが、ITエンジニアにとって大切なことであり、そのためにも自分のキャリアに関係しそうな検定や試験は積極的に受けて良いと思います。
皆さん、これから就職活動がんばって下さいね!