コミュニケーション能力とは
「就活」している学生さんは、よく「コミュニケーション能力」について問われると思います。では、コミュニケーション能力とは何でしょうか?
・雰囲気を読んで話すことができること?
・相手の意図を汲んだ受け答えができること?
・そもそも会話ができること?
まず、会社と普段の生活では、コミュニケーション能力に微妙な違いがあると思います。会社が求めるコミュニケーション能力は、あくまで仕事をする上でのもの。
仕事は多くの人達と一緒に行うものです。学生と社会人の大きな違いは、多くの人達と一緒に何かを成し遂げるという経験値です。学生は勉強という自分だけで完結する作業がほとんどで、他人との連携すること(*)はあまりありません。一方、社会人は活動のほとんどが他との連携を伴っています。仕事の20%以上は、他との連携ではないでしょうか?
※学生は、運動会や文化祭がありますが、そういう意味で積極的に参加すべきです。
会社で求めるコミュニケーション能力とは、仕事の上での自分の作業と他の作業のインターフェースです。これは会話だけではありません。作業指示、引き継ぎ資料、メモ、メール等いろんな手段があります。
看護師など夜勤と日勤の引き継ぎなど、次に担当する人のことを考えて分かりやすい資料を残すことができる能力、それがコニュニケーション能力です。
つまり、相手の立場を想像できる能力です。