パソコンは「コピペ」文化

ある意味、パソコンは「コピー&ペースト」文化です。

パソコンをうまく使いこなすためには、コピー&ペーストが肝だと思います。

所詮、人間とパソコンのコミュニケーション(という言い方も変ですが)は、キーボードやマウスによる入力です。それ故「コピペ」文化の良い面は、できるだけ入力しないで「コピペ」で済ませることで、効率がかなり向上することです。

一方、「コピペ」文化の悪しき面は、例えば「大学生が提出する課題の多くがインターネットからのコピペで済ませる」という話はよく聞きます。

内容まで「コピペ」するのは良くありません。作業を効率化させるために「コピペ」するのは大いに結構なことだと思います。

違うソフト間のコピー&ペースト

・例えば、ExcelとWord間で「コピペ」はできます。Wordで作った文章をExcelにコピーしたいなどのときは便利です。同じMicrosoftのOfficeソフト間だけでなくても、ぜんぜん違うソフト間でもたいていは「コピペ」できます。

・Wordで、以下のような文章を作ったとします。

・お年玉の合計を出すのに、パソコンの電卓を使ったとします。合計がでたら「編集」メニューから「コピー」します。

・Wordで、合計をつくり「ペースト」することができます。「17000」がコピーできました。

※初めから、Excelで作れば良かったのに!と指摘しないで下さいね。あくまで例ですので。
※リアルな電卓を使えば!!という指摘もあるかと思います。しかし、本物の電卓で計算した場合、合計を出した後に17000と入力する必要がでてきます。
※この例では、たったそれだけの違いですが、文字が多い場合や「1340938532」などややこしい数字の場合は、「コピペ」が断然有利です。人間が介在する(入力する)という行為を如何に減らすかが正確&効率化の肝です。

ファイル名へのコピー

皆さんあまり活用していないのが、ファイル名へのコピーではないでしょうか。

・Wordの中の文字をファイル名にしたいとします。例えば「お年玉配布先一覧」をコピーします。

・保存する際に、ファイル名の部分を選んでペーストしても良いですし・・・

・保存した後ファイル名を変える場合は、ファイルを右クリックし「名前の変更」を選び・・・

・そのまま「貼り付け」するとファイル名が「コピー」したものに変わります。

※つまり「コピペ」とは、各ソフトで管理しているのではく、パソコン自体が覚えていてソフト間で「コピペ」が共有できるということです。また、一般的には「一番最近コピーしたものを覚えていて貼り付ける」ことになります。

※パソコンに慣れてきたら、是非、積極的に「コピー&ペースト」しましょう!

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